泥より出でて泥に染まらず

底なし沼で立ち泳ぎしてるアラサー女のぼやき。

全て放り投げてしまいたい

メイクもして、荷物も準備して、あとは髪を纏めてコートを着て出るだけなのに、たったそれだけなのに、もう一時間も動けずにいる。

事務所には遅刻の連絡をしたけれど、やっぱり休むと連絡しようかと思いながら、デモデモダッテを繰り返してる。


ここ最近鬱の症状が良くない気がしている。

多分仕事のせいもあるんだろうけど。


本当は風俗じゃなくフツウの仕事がしたい。

でもフツウの仕事は出来ないから風俗をやってる。そしてその風俗ですら今こうして行けない状態になってる。


発狂できそうなほど脳味噌は混乱している。

仕事行ってお金欲しいけど仕事行きたくない。

なんかもうなんもかも辞めてしまいたい。

いっそ全て捨てて泥のようになってしまいたい。

だけどギリギリのところで理性がそれを止めてる。

腕を切るのも死にたがるのもだめ。

何か間違いを犯すよりは何もしない方がマシ。


そんな葛藤もこうしてここに書かなければ誰にも知られることはない。

枕元のクマのぬいぐるみだけが、私の醜態をじっと見ている。